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白酒の作り方と美味しく作るポイント!酒粕を使う場合!

ひな祭りをお祝いするのに飲む物として白酒というものがあります。白色のお酒ということで甘酒と同じものと思われている方がいるかもしれませんが、実は全然違う別物なのです。白酒は本格的なお酒で子供は飲むことができません。

もし手作りのものでお子さんとひな祭りにお祝いしたいという方は、甘酒を自家製にすることをおすすめします。しかし大人だってひな祭りを楽しみたい!そんな方のために、白酒を自宅で作る方法について紹介します。

間違えやすい白酒と甘酒の違いをはじめ、大人しか飲むことができない白酒の作り方、おいしく作るポイントと、酒かすを使った白酒の作り方をご紹介します。

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白酒の作り方

白酒はれっきとしたアルコール飲料!子供は飲むことができない

冒頭でもお伝えした通り、白酒は甘酒とは全く別のものでできています。白く濁ったお酒の白酒は私たちの身近な甘酒と見た目はよく似ていますが、中身は全然違います。

まず、子供でも飲める甘酒ですが、ご飯やお米に米麹を混ぜた飲み物でアルコールは全く入っていません。生姜や蜂蜜などいろんなものを入れてアレンジが効くことや、自宅でも簡単に作れることからたくさんのレシピがあります。スーパーでもよく見かけますよね。

一方白酒はみりんや焼酎などに蒸したもち米、米麹などをいれ一ヶ月ほど熟成させたものを言います。市販の白酒はアルコール度数が10%ほどのお酒で、かなりきついお酒になります。

身近なお酒、ビールでもアルコール数は5%ほどなのでどれほどきついかがよくわかると思います。そして、アルコール度数1%以上のお酒を自宅で作ることは酒税法で禁止されており、この通りに自宅で白酒を作ることはできません。

じゃあ梅酒とかもほんとはダメなの?と思った方もいるかもしれません。実は梅酒などの果実酒も作り方によっては違法になります。今回は白酒のお話なので詳しくは省略しますが、お家でお酒を作るというのには、気を付けなくてはいけないことがたくさんあるのです。

でも市販の白酒は、かなりアルコール度数が高いのでなかなか飲めないし、飲みやすく作ってみたいという方は、白く濁ったお酒を自宅で作ってみましょう。

厳密には白酒とは違いますが、ひな祭りの雰囲気を味わうには十分かと思います。本格的な白酒を飲みたいという方は、自宅で作るのはあきらめて、お店で購入してみましょう。

白酒はどうやって造られている?

許可を得た酒蔵でしか作ることができない白酒はどうやって作られているのでしょうか。

まずは、もち米を蒸し、その中に麹、みりん、焼酎などを加えて一か月ほど発酵させて作ります。白くて濃く、お米の甘みと独特の香気が特徴のお酒です。

しかし最近ではこのような正式な作り方で白酒を作っている酒蔵は少なくなってきており、甘酒に清酒を混ぜたものを白酒としている場合も多いようです。

白酒を美味しく作るポイント

正真正銘の白酒はおうちでは作ることはできませんが、白色に濁ったお酒を作るというのは可能です。先ほどのお話でアルコール1%未満のお酒って作ったらダメなのでは?と思った方もいるかもしれませんが、飲むときに混ぜる分にはオッケーです。

お家でカクテル作るのがだめって辛すぎますもんね。なのでお好きなお酒を甘酒で割って飲んでみてもいいかもしれません。

市販の甘酒を使うととても簡単で、カクテルのような感覚で楽しむことができます。麹の甘酒はお米の甘みがあるので、お酒が苦手な方にも飲みやすいでしょう。

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白酒を作る時に酒粕も使う?

白酒に似た甘酒は酒粕を使って作る方法があります。その作り方をベースに酒かすを使った白酒風のお酒を簡単に作る方法もあります。

まずは材料をご紹介します。

酒粕 200g

砂糖 150g

水400cc

酒 800cc

この分量で約10人前になります。必要な量に合わせて各分量を調節してください。

実際の作り方は以下の通りです。

①酒粕、砂糖、水、酒すべてをフードプロセッサーに入れます

②すべてをかき混ぜ、ざるでこすと完成です。

たったこれだけです。とっても簡単ですね。酒粕だけの味では飲みにくいという方には、牛乳を混ぜて作る方法もあります。

牛乳と酒粕を使った白酒の作り方

牛乳を加えることで全体がなめらかな風味になり、お酒が苦手な方にも飲みやすい白酒となります。

まずは材料の紹介です。

酒粕60g

牛乳200ml

白ワイン100ml

上白糖60g

次に手順の紹介です。

①酒粕をタッパーなどに入れ牛乳を注ぎます。
この時酒粕がしっかり浸かるように入れましょう。②①のタッパーを冷蔵庫で2~3日柔らかくなるまで寝かせます。
目安は酒粕がヨーグルトのようになっていれば大丈夫です。

③②の酒かすと砂糖、白ワインをミキサーで混ぜます。
裏ごしするとより滑らかになります。

そのままでも十分おいしく飲めますが、好みで牛乳を追加しても構いません。お酒を白ワインにすることで甘みが増し、お酒が苦手な方にも飲みやすいものに仕上がります。

まとめ

ひな祭りの時に楽しむ白酒はかなりアルコール度数の高いれっきとしたお酒で、子供でも飲める甘酒とは全くの別物です。自宅でのお酒の製造は禁止されており、白酒を自宅で作ることはできません。

市販の白酒はなかなか飲みにくいという方は、自宅でアレンジした白酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。また、お子さんと一緒に楽しみたいという方は、麹で作った甘酒を用意してあげましょう。

麹を使った甘酒の場合、アルコールが入っていないのでちいさなお子様でも安心して飲むことができます。お家で作る場合もお子さんと楽しみながら作ってもいいですね。

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