出費多端の読み方と意味!出費多端の折とはどんな時?使い方や例文も紹介

幼稚園や学校のクラス委員などの役が回ってきた時、色々なおたよりを作って配らないといけない時がありますよね。最近では、前任者の人がおたよりのテンプレートを作ってくれていたり、ネットなどであげられている例文をそのまま使用したりして、読み方や意味をよく知らないまま使っている言葉はありませんか?

私も、子供の部活の役員になった時に前任者の方から引き継いだテンプレートをそのまま使って、子供に「なんて読むの?どんな意味?」って聞かれてすぐに答えられなかったことがあります。

今回は色々ある中の「出費多端」という言葉の読み方や意味、出費多端の折の使い方や例文などをお教えします。

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出費多端の読み方と意味

「出費多端」の読み方は「しゅっぴたたん」です。こういった熟語は変わった読み方をするものが多いのですが、意外とそのまんまなんです。

意味は次のようになります。

出費:必要に応じて費用を出すこと。費用が出ること。また、その費用

多端:複雑で多岐にわたっていること。特に、人や用事の多いこと。また、そのさま。多忙。
(日本国語大辞典より引用)

この二つの熟語を合わせて使う「出費多端」は、「費用が出る用事が多いこと、多岐にわたって費用が必要なこと」という意味になります。ようするに、出費が多くて大変な状況、といった感じですね。

出費多端の折とはどんな時?使い方は?

集金が必要なお知らせをするおたよりを作成したりする時には、「出費多端」という言葉だけを使うのではなく、「出費多端の折」という使い方をすることが一般的です。「出費多端の折」とは「出費がかさむ時期」といった意味合いになります。

子供が学校や幼稚園に通っていたら年度初めや、月末などは集金が多くて出費がかさむ時期ですよね。その他にも個人個人で出費のかさむ時期というのは違ってきますから、集金や募金のお願いをするおたよりの場合は季節や時期などに関わらず「出費多端の折」という言葉を添えると良いでしょう。

「出費多端の折」という言葉の使い方としては、集金をお知らせするおたよりの中で、どういった理由で集金や募金が必要であるかを説明した後に最後の締めくくりの文として「出費多端の折、大変恐縮ではございますがご協力のほどよろしくお願いいたします。」といった使い方をします。

他にも、集金や募金をしていただいた後の御礼状に「出費多端の折、誠にありがとうございました。」といったような使い方をする場合もあります。

単に集金のお知らせをしたりお礼状を書くだけよりも、「出費多端の折」の一言を添えるだけでより丁寧な言い回しになるので、お願いする気持ちや相手の方への気遣いが強調されるので、受け取る側も気持ちが和らぐと思います。

私も、幼稚園の役員が回ってきた時に作成したおたよりは前任者の方が作ってくれた文章の中に「出費多端の折」という言葉が使われていましたが、とても丁寧な文面で好感が持てたので、そのまま使わせていただきました。

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出費多端の例文

では、実際にはどのような文面にして使えば良いのか例文を挙げてみましょう。

お願いをするおたよりに使用する時の例文

・出費多端な折、誠に恐縮ではございますが何卒ご理解とご協力を賜り、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

・出費多端の折、誠に申し訳ありませんが下記の口座にお振込みいただきますようお願い申し上げます。

・出費多端の折、大変恐縮ですが温かいご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

お礼状に使用する時の例文

・出費多端の折、ご協力を賜りまして誠にありがとうございました。

・この度は出費多端の折にもかかわらず、温かいご厚意を賜りまして誠にありがとうございました。

集金をお願いする場合も、お礼をする場合も「出費多端の折」という言葉を使うととても丁寧な言い回しになるので、受け取る相手の方にも失礼にない文面になると思います。

でも、少し硬すぎるなあと思われた場合は、「出費がかさむ時期に」という言葉に置き換えると、分かりやすくなるので少し柔らかい感じの文面になります。

また、「出費多端」と「出費多難」という言葉のどちらを使うべきかと悩まれる方もいるかと思います。どちらも集金や募金などをお願いするおたよりによく使われますが、「多難」は「災難や困難が多い」という意味なので、「出費多難の折」だと「出費が多い時期に募金などをするのは難しいかもしれませんが」といったような意味合いになります。

おたよりの内容がどちらの言葉を使った方がしっくりくるのかを考えて使うと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私は、役員の前任者の方が「出費多端の折」という言葉を使って書かれた文章を初めて読んだ時に難しい言葉だけどとても丁寧で綺麗な文章だなと驚き、意味を調べた後さらに受け取る人に対する気遣いが感じられる良い言葉だなあと思いました。

おたよりなどを作成する時には、使う言葉はやはりきちんと読み方や意味を理解してから使う方が文面に書き手の気持ちが表れて違和感が出ることなくスムーズに作成することが出来ますし、受け取る人にもきちんと気持ちが伝わりますよね。

ですから「出費多端」という言葉以外もおたよりなどで使う言葉は意味を知ってから使うことをおすすめします。また、今回ご紹介した例文も集金のおたよりを作成する時などにぜひ活用して送る側も受け取る側も気持ちの良い文を作ってくださいね。

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