昼の山とはまた違った雰囲気を楽しめる夜の登山「ナイトハイク」は、夏の暑い時期などに人気がありますよね。山頂から見ることができる景色も、昼と夜では一変します。高尾山は多くの人で賑わう山ですが、夜になるとほとんど人はいなくなり、ほぼ貸切状態で楽しむことができますよ。
今回は世界的にも有名な東京都内で楽しめる「高尾山」の登山について、初心者の夜登山の情報や、リフトやケーブルカーの夜の運行情報などをお伝えします。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
高尾山に登山する時間は夜でも大丈夫?
高尾山は昼間の登山だけではなく、夜間の登山を楽しむ「ナイトハイク」の山としても人気があります。きちんと整備された道もありますし、最寄り駅も近いので、比較的安全に夜の登山を楽しむことができますよ。
ナイトハイクと行っても、初心者の方はできるだけ明るい時間帯、日没前には頂上付近に着けるように登山計画を立てることをおすすめします。頂上できれいな夕日や、日没後の街の夜景を楽しむことを目的に時間を計算すると良いでしょう。
夜間に登山を楽しむためには、しっかりとした準備が必要です。必ずヘッドライトを持参してください。明かりの少ない山道は大変危険です。安全のために必須アイテムですから、持参厳守です。
また、できるたけ初めてではなく明るい時に行ったことがある道を通ること、できるだけ複数人で行くことをおすすめします。夜は意外と寒いので、防寒着を持っていくと良いでしょう。
夕方17時以降はほとんどの売店は閉店してしまいますから、食べ物・飲み物も十分量持参してくださいね。日中の登山と共通するところもありますが、暗闇では視界も狭く不安になったり、道迷いなどの危険もあります。少しでもリスクを減らすためにきちんとした準備を整えておくことが重要です。
高尾山のリフトは夜は何時まで?
高尾山には、京王線高尾山口駅近くにケーブルカーとリフトが設置されています。いずれも山麓と高尾山口までをつなぐもので、登山客に人気の乗り物です。リフトに関しては、山麓の「リフト山麓駅」から登山口近くの「リフト山上駅」間を、片道12分ほどで運行しています。
スキー場などに設置されているリフトのようなもので、定員は2名です。動いているリフトに自分で腰掛けて座り、椅子に座ったまま登山口の標高462メートル付近まで上っていきます。ケーブルカーと異なり開放感があるため、自然をそのまま直に感じることができます。
勾配が急なため、アトラクションが苦手な人は避けたほうが無難かもしれません。料金は片道大人480円(小人240円)、往復930円(小人460円)です。
リフトの営業時間は、期間によって変動し、5月~11月までは平日9:00~16:30まで、12月~4月までは平日9:00~16:00までです。いずれの期間も土日祝日は混雑状況により運転延長もあるようです。
基本的にケーブルカーの方が遅い時間まで営業しているため、リフトは早い時間で終発を迎えてしまいます。夜間に登山を計画されている方は利用することはできませんから、麓から山頂まで歩いて往復することとなります。そのことも踏まえて時間を計算すると良いでしょう。
高尾山で夜は何時までケーブルカーは営業?
高尾山には、京王線高尾山口駅近くにケーブルカーとリフトが設置されています。いずれも山麓と高尾山口までをつなぐもので、登山客に人気の乗り物です。
ケーブルカーに関しては、山麓の「ケーブルカー清滝駅」から登山口近くの「ケーブルカー高尾山駅」間を、片道6分ほどで運行しています。最大で135人が一度に乗り込むことができるほどの大きさで、緑の車両あおば号と赤の車両のもみじ号があり、同時に出発し途中ですれ違います。
なるべく早く移動したい方にはケーブルカーがおすすめです。また、紅葉の時期のケーブルカーは車内から美しい紅葉を眺めることができ、人気です。赤や黄色などの鮮やかな紅葉の間を通るケーブルカーと、途中のトンネルも幻想的に映ります。
料金はリフトと同じく、片道大人480円(小人240円)、往復930円(小人460円)です。
ケーブルカーの営業時間は、期間によって細かく変動します。いずれの月も始発は8:00です。終発に関しては、17:15~18:30までと時期によって変わりますので、注意が必要です。
また、毎年6月~10月にかけて開催される「高尾山ビアマウント」のイベント開催期間中は、終発は21:15まで延長されます。その期間に夜間登山を計画されている方は、下山の時間によっては利用することができるかもしれません。予めその日の運行情報を調べておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、世界的にも有名な東京都内で楽しめる「高尾山」の登山について、初心者の夜登山の情報や、リフトやケーブルカーの運行情報などをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
夜登山を初めて経験するという方にも高尾山はおすすめの山です。山頂付近の展望台から見る街の夜景は美しく、昼間の展望台から見る景色とはまた違った面を楽しむことができます。
また、6月~10月にかけては「高尾山ビアマウント」というビアガーデンが開催されていますので、夜間登山と合わせて、帰りにはビールを楽しむなんていうのも良いかもしれませんね。
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