毎年の夏の家族旅行で、富士山の登山をなさったことはありますか。最近はご家族で富士山に登る方もたくさんいらっしゃいます。皆様もご家族と、今年は富士山の登山に挑戦してみてはいかがですか。
また富士山は、何歳から登れるのか気になるところですが、小学生のお子様でしたら、登るのは大丈夫。今回は、ご夫婦と小学生のお子様のご家族で、日帰りの富士山登山をする場合の出発時間や服装、ルートについてご紹介しましょう。
夏休みに富士山登山！出発時間は？
富士山は3,000メートルを超える山であることは皆様もご存知のことでしょう。富士山を登るにはかなりの時間がかかります。というわけで、日帰りで富士山登山をするならば、5合目の登山口から出発する時間は、日の出前の5時くらいが良いでしょう。
そのためには、5合目には、出発する時間に合わせて到着しておかなくてはいけませんね。その5合目までは車で行くことができますよ。日帰りで富士登山をするならば、やはり5合目までは車で行きたいところですね。
ただし、富士山にはマイカー規制というものがありますので、この期間中は車で行くことはできません。2017年のマイカー規制期間は御殿場ルートを除き、7月10日（月）17時～9月10日（日）17時までとなっています。このマイカー規制の期間を除いた日を、登山日に決めるのも良いですね。
夏休みの富士山登山の服装は？
富士山に登るには、服装もかなり気になりますよね。真夏でも富士山は、頂上が10度以下になります。登り始める時はまだまだ暑いので、比較的薄着でも問題ありません。しかし汗をかきやすいので、速乾性のある肌着やＴシャツがおすすめです。
ズボンはGパンはおすすめしませんが、ジャージなどでしたら大丈夫。このように、最初は薄手の服装で良いのですが、頂上に近付くほど気温は下がります。そのため、防寒着は必ず用意してください。
ダウンジャケットやフリース、そして、レインウェアも忘れずに持参しましょう。レインウェアは上下が別々になっているものが良いでしょう。雨が降った時はもちろん、寒さ除けにもなりますので必需品です。
そして、登山にもっとも大事なものは靴です。富士山登山は何時間も歩きますし、下山の時に砂走りをするのであれば、ハイカットの登山靴は大人も子供もぜひ用意したいものです。
夏休みの富士山登山のルートは？
さて、富士山を上るには4つのルートがあるのをご存知でしょうか。田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートの4つです。この中でも特に人気のルートは田ルート。
このルートは登山道が整備されていて、山小屋や救護施設がたくさんあり設備が充実しています。初心者には最適なルートなのですが、しかしながら、人が多いのでとにかく混みあいます。
そこでおすすめのルートが須走ルートです。このルートは田ルートほど混んでいないのでゆっくりと登ることができます。そして下山する時には砂走りができるので、時間短縮になりますし、お子様も大喜びすることでしょう。
お昼ぐらいに頂上に着くことができたならば、帰りは砂走りで下るので楽しく下山することができますよ。そうすれば、日没ぐらいには5合目まで帰ってくることができます。このように、富士山は子供連れでも日帰りが可能です。
ただし、高山病になったり、天候が悪くなったりと予定通りにはいかないこともありますよね。とにかく、無理は禁物ですので、これ以上登山はできないと判断したら、今年はここまでとやめることも忘れないでください。
まとめ
夏休みに家族で富士山登山の出発時間は、5合目を朝5時ごろに出発すると良いでしょう。
富士山登山の服装は、出発時は薄いものでもよいです。速乾性のある肌着やＴシャツが適しています。Gパンよりジャージがおすすめです。忘れてはいけないのが、防寒着とレインウェア。レインウェアは上下分かれているものがよいです。靴はハイカットの登山靴があれば良いですね。
夏休みに家族での富士山登山に最適なルートは須走ルートです。それほど混んでなく、下山する時は砂走りが出来るので子供も楽しめてラクですよ。
ご家族で富士山登山をすれば、本当に良い思い出になりますよ。また、富士山登山を一度経験すれば、毎年富士山に登るのが恒例となるご家族もいらっしゃるかもしれませんね。それでは、ご家族で楽しく富士山登山に挑戦してみてくださいね。
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