りんご病はほっぺがリンゴのように赤くなることから「りんご病」といわれています。正式な病名は、伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)です。ヒトパルボウイルスB19による感染症ですが、初めてりんご病を経験する方はりんご病の症状や経過がわからなく不安ですね。
ここでは、子供さんがりんご病に感染した症状から経過まで体験談をご紹介しています。参考になさってください。
長男4歳がりんご病に!
我が家の長男が4歳(幼稚園年中)の頃にりんご病にかかりました。はじめは、長男が幼稚園から帰ってきたら顔つきがなんだか疲れていてぐったりしている様子。眠たがり、普段はしないお昼寝をしました。そしてその夜に発熱。39℃ありました。
翌朝になると微熱になっていましたが食欲はあまりないようでした。冬場だったので寒さからの風邪かと思い、自宅でゆっくりしていました。そのまた翌日には終日38℃の熱がでており、体をかゆがるようになりました。
体に細かいぶつぶつのような発疹がでて、顔つきがいつもよりぐったりとしている様子です。ほっぺも赤味が出てきました。ほっぺが赤いのでりんご病かな、とよぎりました。しかしりんご病を見たことがなかったので半信半疑で小児科を受診しました。
やはりりんご病ということでした。薬は特にないようで、安静にしていると自然に治ると聞いて安心しました。熱があったので解熱剤をもらって帰りました。通院したのはこの時の一度です。
りんご病で幼稚園はお休み
りんご病は症状が出たら感染力はもうないので、通園は問題ないとのことでしたが、長男は熱が下がらず元気もなかったので幼稚園はお休みしました。結局週明けの2日間幼稚園はお休みしました。
幼稚園に聞いても、りんご病が流行っているというわけでもなさそうでした。どこからうつったのかはわかりませんが、幼稚園では大勢の子供がいるので、そこからもらってきたのだと思います。
りんご病の症状は
長男のりんご病は発熱からはじまり、風邪のような症状でしたが、次第に体をかゆがり、体とほっぺが赤くなりました。ほっぺは本当にりんごのように真っ赤になりました。下痢や腹痛などといったことはありませんでしたが、食事はいつもより少ししか食べなかったですし、すぐに休みたがるような感じでした。体がだるそうでした。
トータルでは、発症してから完治するまでは5日ほどかかりました。特にはじめの方は食欲もなかったですし、疲れてぐったりしている感じだったのでかわいそうでした。後半になると、ほっぺの赤みがあるものの、食欲も戻り元気になったのでほっとしました。
りんご病は1歳の次男に感染
大人に感染はしませんでしたが、当時1歳の次男にうつりました。次男は体のかゆみや発疹はあまりなかったのですが、ほっぺの赤みが強くでていました。それと発熱が長男よりも続きました。りんご病には長男がはじめてかかり、私もかかった人をはじめてみたので、本当にりんごみたいにほっぺが真っ赤になるんだ、と思いました。
まとめ
倦怠感から発熱、最後にほっぺが赤くなって りんご病かな?と思い小児科を受診されていますね。このように りんご病はほっぺに赤みが出るのが最後の症状なので判断がしにくい病気です。
さらには、赤い発疹が出た時には感染力も落ちているので 本人が元気であれば登園も可能です。りんご病は感染症の一種ですが、りんご病と診断された時には感染力は弱くなっています。
りんご病と診断されるまでに周りの人にウイルスを拡散している可能性が高いので注意が必要ですね。周りでりんご病に感染したという話を耳にした時は早めに対処できればいいですね。