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りんご病の潜伏期間は?感染する?感染経路は?

幼稚園児や小学生がかかりやすいりんご病をご紹介しています。このりんご病は、ただほっぺが赤くなる病気と思われている方も多いことでしょう。しかし、りんご病はウイルス感染でかかる病気です。

ウイルス感染と聞くと、少し怖い感じもしますね。また、できることなら、子供たちへの感染を防いであげたいものですよね。それでは、今回はりんご病の潜伏期間や感染経路について詳しく見ていきましょう。




りんご病の潜伏期間は?

りんご病はヒトバルボウイルスB19というウイルスによって感染します。そのウイルスに感染してもすぐに発症するわけではありません。なぜならばウイルスに感染しても潜伏期間があるからです。

りんご病の潜伏期間は多くは10~15日ぐらいと言われています。また、人によっては潜伏期間が20日ぐらいの場合もあります。りんご病の潜伏期間は案外長いと言えますね。

そして、発症するのは感染してから1週間から2週間後です。発症すると、両側のほっぺが赤くなるのが特徴です。ほっぺが赤くなった後は、徐々に全身に網目状やレース状の紅斑が出ます。よく出る部分は、腕やお腹、太ももやお尻などに現れます。

この様な紅斑が出る前には、次のような症状が見られることがよくあります。その症状とは、咳や鼻水、鼻づまりなどです。また、熱が出る場合もあります。ただし、熱は微熱ぐらいですが、まれに高熱を出す子供さんもおられます。

この症状が風邪にそっくりなので、風邪を引いたかなと思われる方が多いことでしょう。この時点ではどなたも、まさかりんご病にかかっているとはなかなか考えられないですよね。

りんご病は感染する?

りんご病は、ウイルス感染によって発症するので、やっぱり人から人へうつります。そのウイルスは飛沫感染によってうつります。また、りんご病にうつりやすい時期は、潜伏期間の時期と言われています。

まだ、りんご病にかかっているかどうか、わからないこの時期が一番感染力が強いというわけです。りんご病は比較的潜伏期間が長いので、この時期にうつしてしまうことになります。

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そして、りんご病の独特の症状であるほっぺに紅斑ができる頃は、ウイルスの感染力はほとんどなくなっています。多くの方は、この時点ぐらいから、りんご病かもしれないと病院に行くことが多いものです。潜伏期間が一番うつりやすいということは、感染の防止がなかなか難しいということになりますね。




りんご病の感染経路は?

先ほどもお伝えした通り、りんご病は飛沫感染でうつる病気です。そして潜伏期間中に一番感染力があるわけです。つまり感染経路は、すでにりんご病にかかっている人の、咳やくしゃみなどが感染源になると言えますね。

そのうつりやすい潜伏期間に、風邪に似た症状が出ることが多いので、咳やくしゃみなどでうつしてしまわないようにマスクなどをつけると予防になりますね。

まわりに、りんご病が流行っているのがわかっている時などは、風邪のような症状が出始めたら、家でゆっくりした方が良いかもしれません。

しかしながら、なかなか実際にはりんご病にかかっているかどうかはわからないものですよね。りんご病自体はかかっても、重症化するものではありませんので、あまり心配することはありません。

またかかってしまって、発症することになってもお風呂は入っても大丈夫です。お風呂に入ることで、お湯を通して感染することもありません。ただ、お風呂に入って温まることによって、体が痒くなることは多いものです。

りんご病にかかった子供たちが、体をかきむしってしまわないように注意が必要です。お風呂の中でいつも通り遊んだりして、長湯をしないように気をつけましょう。寒い時期でなければ、シャワーで済ますのも良いですね。

まとめ

りんご病の潜伏期間は10~20日くらいです。りんご病の潜伏期間は他の病気に比べると長い方ですね。

りんご病は感染します。潜伏期間中に風邪のような症状がでますので注意が必要です。頬が赤くなってからは感染力が弱まり 周りの人にうつる心配は少なくなります。

りんご病の感染経路は飛沫感染です。しかし、りんご病特有の頬が赤くなってからは感染力が低下した状態です。頬が赤くなる前にりんご病と判断するのは難しく りんご病と診断される前に飛沫感染を防ぐことは困難です。

周りで、りんご病発症の情報があれば注意をしましょう。

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