芋煮会！宮城と山形の違いは？

秋になると芋煮が恋しくなる時期ですよね。有名どころで言えば、私の地元である山形県とお隣の宮城県は特に全国的にも名前が上がるほどの芋煮県です。

どちらの県もこれからの時期は週末になると芋煮会という県民が大好きなイベントがあちらこちらで開催される予定です。

では、両県の芋煮会にはどんな特徴があるのか？芋煮会に興味がある、気になっているというあなたに山形、宮城の芋煮会が魅力的でとても楽しいものということをお伝えしていくお話をしていきましょう！

芋煮をみんなで楽しく囲む芋煮会をあなたもきっと計画したくなるようなお話をたっぷりとしていきますので是非、最後まで読んでみてください。

まず両県の芋煮会の違いについてお話させて頂くと、基本的には皆さんがしている芋煮会は同じ内容です。主に家族、友人や会社の仲間が集まってみんなで芋煮を作り、みんなで１つの鍋を囲んで芋煮を食べたり、お酒を飲んだりなどというイベントが芋煮会です。

主に河川敷を利用することなどが多いのが特徴的です。秋晴れの空の下で食べる芋煮は芋煮県民としては最高の贅沢だと思っています。

山形県ならば馬見ヶ崎河河川敷、宮城県ならば広瀬川河川敷などが芋煮会をするスポットとしては有名な場所です。

山形、宮城両県共に芋煮会イベントも毎年行われていたりするんです。何も道具を持っていかなくても手軽に芋煮を食べることができるので小さなお子さん連れの家族でもとても楽しめるイベントです。

ここまで山形、宮城県の芋煮会についてお話してきましたが唯一の芋煮会の違いというならば芋煮そのものというのが一番の違いではないかと思います。では、次は両県の芋煮についてお話していきましょう。

宮城の芋煮会とは？

まず宮城県で芋煮会をするとなれば、芋煮はもちろん宮城風の芋煮が作られます。では、宮城風の芋煮とはどのようなものなのかご説明していきましょう。

宮城風の芋煮はベースが味噌味です。もちろん有名な仙台味噌を使用した濃厚な味わいが特徴で、主に豚肉をはじめとし、こんにゃく、にんじん、ごぼう、キノコ類、大根、白菜、長ねぎ、木綿豆腐などを使用します。

私の地元である山形県の庄内地方も宮城風と同じで味噌ベースに豚肉を使用した芋煮が昔から愛されています。使う野菜も豊富で豚汁やけんちん汁のような贅沢感も味わえるのがいいんです。

私は仙台の芋煮は地元の庄内に近い感じなのでどちらかというと好みかなという感じです。唯一、宮城風と違う点を挙げるとするならば庄内地方の芋煮には厚揚げが入ることでしょうかね。味噌仕立ての奥深い味わいがとても癖になりますよ。

天気のいい日に河原でなんて最高です！宮城のある友人は芋煮会の時にバーベキューや焼きそばも一緒にやるんだよっと聞いたことがあったような気がしますが、それも楽しそうですよね？

山形県の芋煮会はやはり王道の醤油ベースに牛肉を使った芋煮がメインとなります！

味噌と違いガツンとくるような勢いのある芋煮でが、どこか懐かしく優しい気分にしてくれるのかなと私は思ったりもしますね。山形県民はこの時期になると色んな場所河川敷、海、山など様々なところで仲良しさんと共に芋煮会を楽しんでいます。

学校行事にも芋煮会をするなんてことも私たち山形県のは普通じゃないの？という感じでした。私も小学校、中学校、高校と学生時代から普通に学校行事の中にあるイベントでした。なので、今でも自然とこの時期になると友人の誰かが芋煮会をするよなどと声を掛けてくるんです。

芋煮会はやはり山形県民には欠かせない秋の一大イベントなんです。ちなみに山形県には日本一の芋煮会フェスティバルとい大イベントも毎年開催されています。

とても大きな鍋ひとつで約３万５千食分の芋煮を作るイベントがあり、毎年全国各地から沢山のお客様が来場されます。食べるだけではなく、大きな鍋で大量の芋煮を作る迫力のある部分も見ることができて見る分にも楽しめるようになっているんですよ。

また、多数の模擬店などもあるので芋煮以外の山形名物を楽しむことができますよ。

山形、宮城両県の芋煮会に大きな違いはないものの両県共、昔から大切にしてきた味が今でも守られているんですね。

山形県、宮城県の芋煮バトルなんて言われたりもするんですが私はどちらの県も良いところがいっぱい、芋煮に出ているのではないかな？と思います。

今年は山形県、宮城県の芋煮会イベントなどにお出かけになってみてはいかがでしょうか？美味しい芋煮と人との繋がりに体だけではなく、心も温かくなれるのではないでしょうか？

また芋煮会をしてみたいというあなたも是非、家族や友人などと秋晴れの空の下でしてみてください。とても思い出に残る時間を過ごせると思いますよ。

長々とお話してきましたが、芋煮会の魅力はお分かり頂けましたか？私もこれから今年の芋煮会の計画を立てたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。