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正月飾りの玄関ドアへの付け方!いつまで飾る?玄関に飾る位置はここ!

年末になり、そろそろお正月飾りの準備をしなくてはいけませんね。しかし、玄関ドアには正月飾りを付けられるようなところがなかったりしませんか。

玄関ドアに傷をつけたり、何かを貼ったりするのは避けたいものですよね。そこで、正月飾りを玄関ドアにつける時の付け方や飾る位置、また、いつまで飾っていいのかについてお伝えします。さいごまで読んでみてくださいね。

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正月飾りを玄関ドアに飾る時の付け方

クリスマスが終わり年の瀬が近づくと、息つく間もなく正月飾りの準備に取り掛かりますよね。今はインテリアの一つにもなるようなオシャレな飾り付けも増えてきましたが、正月飾りの種類や配置、飾りの意味など忘れてしまう方も多いのではないでしょうか。それぞれにはきちんとした意味があるので、出来ればそれを理解した上で飾り付けをしたいものです。

しめ縄

神社に行くと大きな締めた縄を見かけますよね。あれは「ここからは清浄な地ですよ」という神様へのお知らせのようなものです。お正月に宿る歳神様をお迎えするにあたり、しめ縄に橙や離白の縁起物を添え、しめ飾りを作ります。

飾る位置は目線よりも高い位置に、ドアフックなどを使って引っ掛けるといいです。お住いのドアの材質によって変わりますが、今は百円ショップでも剥がせるマグネットフックや、シリコン素材の粘着フックなど、便利なものがたくさんありますので活用してみてください。可能な限り、玄関のドアの外側に飾るといいでしょう。

門松

門松には「待つ」「祀る」といった意味合いがあり、斜めに切った竹に梅や松を添えて、門の前に置くものとされています。二番目に高い竹が外側にくるように配置します。また、現在はマンションや、一軒家でも門を構えていないお家が多くありますが、そういった場合は玄関のドアの両脇で構いません。

歳神様はこの門松を目印にやってきますので、「ここにいますよ」という合図の役割を担っています。

その他の正月飾りは玄関ドアではなく家の中に飾るものになります。家の中に飾る正月飾りに鏡餅や破魔矢がありますが、そのかざり方についてもお伝えします。

鏡餅

鏡餅は神様が居座る場所ですので、家の中で一番格の高い「床の間」に置くのが望ましいです。床の間がなければ、神棚や玄関などがオススメです。家族に大切にされている場所にしましょう。

三方の正面に四方紅の角がくるように置き、その上に裏白の葉を正面に垂れさせた状態で置きます。そこに鏡餅を置き、御幣を正面に垂れさせるように置きます。そして橙を乗せ、末広を置いたら完成です。

破魔矢

以前は神棚や床の間に置いていましたが、洋風な家が増え今はどちらも無い家も多いです。なので、破魔矢も家の中で大事にしている部屋で、なおかつ大人の目線より高い位置に飾りましょう。縁起を担ぐなら凶の方角に飾ると良いとされています。

正月飾りは玄関にいつまで飾る?

正月飾りはいつまで飾っておいていいのでしょうか。これは地域差がありますが、本来は小正月の1月15日が「松の内」といって、門松を飾っておく期間とされているため、この日に片付けをしていました。最近では七草粥を食べる1月7日に片付けをするところもあります。

 また、正月飾りは普通のゴミと一緒に出すものではありません。しかるべき方法で処分しないと罰当たりになります。「どんどん焼き」といって、お正月飾りなどを神社で燃やし奉納してくれるので、1月15日に神社に行って燃やしてもらうのが最良です。

それが難しいようであれば、庭で土に塩と神酒をかけ燃やし、灰を新聞紙に包んで処分する方法もありますよ。

お正月飾りはいつまで飾っておくのか地域によって差があり、七草粥の1月7日にするところもあれば、松の内の1月15日、二十日正月の1月20日に行うところもありますので、自分が住む地域がどの習わしかは周囲の人に聞いてみるといいですよ。

 お正月の準備は、関東だと12月8日から、関西だと12月13日から行って良いとされています。ただ、12月25日にクリスマスがあり、大体はその日まではクリスマス一色で飾り気をしているご家庭も多いかと思いますので、実際に飾りつけをするのはそれ以降となりますね。

 飾り付けをするのには「28日」が末広がりで最も縁起のいい日、飾り付けをするのに最良の日、とされているんです。なので、クリスマスが終わったら片付けをして、お正月飾りの用意をして、28日に飾る、といった感じで進めるといいですよ。

 ただし、反対にお正月飾りを設置するのに相応しく無い日というのも存在します。それは苦労を示す「29日」一夜飾りとして忌み日でもある「31日」です。また、30日も31日と同様、晦日とみなす考えもありますので、飾り付けをするなら28日、そこが無理ならそれ以前にできるといいですね。

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正月飾りを玄関に飾る位置

 新年が近づくと、徐々に玄関先に正月飾りが並びますよね。最近では室内で飾れる簡略されたものも増えてきましたが、その飾り方、本当に正しいですか?罰当たりな飾り方、していませんか?

しめ縄ですが、大事なのは飾る位置です。神様をお出迎えするためのものですので、自身の目線より高い位置に設置しましょう。たまにドアノブに引っ掛けている家を見かけますが、それでは目線が下がってしまいます。

 とは言っても、引っ掛ける場所がない、ドアに穴は開けたくない、って人が多いと思います。今は百円ショップに貼って剥がせる透明なタイルシールのフックや、ドアの上に引っ掛けてフックを作る取り外し可能なものも出ていますので、ドアを傷つけることなく飾る方法もありますので、出来れば外に飾ってください。

しめ縄はどういうデザインのものでも構いません。最近ではユニークでオシャレなしめ縄がたくさん出ていますね。可能であれば、ウラジロ・ダイダイ・ユズリハといった縁起のいいものが使用されているとより良いでしょう。

 門松ですが、家に門があればその両側に二番目に高い竹が外側に来るようにして並べてください。門がなければ玄関のドアの両側で大丈夫です。マンションやアパートですと、玄関先は共用スペースとなっていると思いますので、管理人さんなどに聞いて、飾っても大丈夫か確認が必要となります。

 そもそも、何故正月飾りをするのかご存知でしょうか?

 お正月には歳神様が各家庭を回ると言い伝えられています。その歳神様が回る家を見つけやすいように家の目印としてしめ縄や門松を玄関に飾るのです。また、しめ縄には、縄張りや結界の意味合いもあり、そこから先が清浄な地であることを示してくれます。

つまり、歳神様に、「ここから先は清浄な場所なので、どうぞお立ち寄りくださいませ」って知らせるものなんですね。ですから、適当に飾って、適当に置いておけばいいものでは無いんですよ。

 また、鏡餅は家に寄ってくれた歳神様が居座る場所となります。ですので、こちらも格式の高い場所に飾る必要があります。一番は床の間、次に神棚ですが、最近ではどちらもない家庭も多いかと思います。その場合は、目線が下がらない場所、家族が多く使用する場所などが良いですね。

まとめ

正月飾りの玄関ドアへの付け方やいつまで飾るのか、また、飾る位置についてご紹介しました。参考になったでしょうか。

正月飾りを玄関の正しい位置に飾り新年を迎えましょう。

玄関の正月飾りに欠かせない門松の作り方などは次の記事が参考になりますよ。ぜひ、読んでみてくださいね。

門松を斜めに切る理由!竹の角度や竹の長さはどうする?

門松の正しい作り方!縄の結び方や竹の切り方を紹介!

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