PR

門松の正しい作り方!縄の結び方や竹の切り方を紹介!

最近は器用な方も多く、門松を手作り荒れる方も増えてきました。来年の門松はぜひ手作りしてみませんか。家族で作ればよい思い出になりそうですね。

今回は、門松の正しい作り方をご紹介します。門松作りでは縄の結び方や竹の切り方に正しいやり方があります。正しい縄の結び方やたけの切り方も併せてご紹介しますね。

スポンサーリンク

門松の正しい作り方

では、早速、お正月の門松について色々見ていきましょう。まずは門松の正しい作り方をご紹介します。

①土台を作る・・簡易的に作るのに便利な物が漬物を漬ける為などに使用する樽などがいいです。

②用意した3本の竹をバランス良く針金などで固定しておく。先端を切る。

③樽部分に藁を巻いて縄で固定する

④切った竹を樽に入れ、動かない様に土砂を入れる

⑤その他、装飾を施しても豪華な雰囲気の門松に仕上がります。

基本的には、この様な流れで門松を作っていきます。材料もそこまで手に入れにくい物ではないですし、今ではネット通販やホームセンターなどでもキットが販売されていますよ。

正直、皆さんは何故お正月に門松を玄関先やお店、あるいは会社の入り口前に飾るのかをご存知ですか?

簡単に説明すると、門松はお正月の時期に人間の世界へやって来る歳神様を迎えるための目印と住まいという意味が込められています。その為に玄関先や入り口に飾らせているんです。

この間テレビでやっていましたが、意外にも日本人の半分くらいの方が知らない様子でした。‥ちなみに私も、知らない側の人間でした。

門松の作り方の正しい縄の結び方

次に門松を作る時のポイントとして挙げられるのが縄の結び方です。具体に使う場所は竹を置く、樽の部分に使用します。先ほどの説明で言うと②、③の部分で行うことになります。門松作りで使う縄の結び方を男結びと言います。

男結びの縄の結び方

① 縄を交差させます。この時、上になっている物をA、下になっている物をBとしますね。

② 下になっている縄Bを、くるりんと上に回して輪っかを作ります。この輪っかの中に、縄Aが通るようにします。

③縄Bで輪っかを作ったので、交差している点がありますよね? そこを今度は下からくぐるように、縄Aで同じように輪っかを作りながら、縄Bの輪っかをくぐります。

④最後に引っ張ってあげれば出来上がり!簡単です!

文書だけだと、難しい様に感じますが‥やってみると誰でも出来るくらい簡単!動画サイトなどにも動画があるので1度見てみても良いかもしれません。

男結びってどういう意味?

調べた結果は結び目がどんどん固くなっていくという理由から男結びと呼ばれる様になったようです。

門松作りでなぜ男結びが使われているのか?

男結びの結び目は、八の字に広がっていきます。これは富士山の形と同じで末広がりで、縁起が良いとされている為にこの様な縁起の場では用いられる事が多い結び方です。

スポンサーリンク

門松の作り方の竹の切り方

縄の結び方を学んだら、次は竹の切り方について見ていきましょう。

門松作りで竹を切る切り方は2種類あります。それが「そぎ」と「寸銅」の2種類です。それぞれ解説していくと

「そぎ」・・節目を含みながら斜めに切る方法

「寸銅」・・竹を真横に切る方法

それぞれが意味を持っているそうなので、次の記事で詳しく解説しています。読んでみてください。

門松を斜めに切る理由!竹の角度や竹の長さはどうする?

余談にはなりますが、門松は元々松だけを飾っていたらしいんです。歴史は古く室町時代に「松は千歳を契り(長寿を約束)竹は万代を契る(繁栄を約束)」といわれ、その家々が永遠に続くことを願って竹を加え、更に縁起の良い梅やその他の飾りが付き今の形になったそうです。

まとめ

今回は門松の正しい作り方、縄の結び方と竹の切り方について詳しくご紹介しました。参考になったでしょうか。

立派な門松を見ると、こんなものを自分が作ることが出来るのだろうかと思ってしまいますが、作り方だけをみると意外と簡単そうですね。年末にぜひ作ってみてくださいね。

昔からの伝統を今日までしっかりと受け継ぎ、絶やす事なく続けてこれたのはやはり日本人のしての誇りが今でもしっかりと根付いているからだと私は考えます。

自分もその内の1人と考えると少し嬉しいと感じるのは私だけでしょうか?これからも歴史と伝統を絶やす事なく守ることに私も、私なりに行っていけたらなと考えさせてくれる時間でした。

年末といえば大掃除!大掃除をするようになった由来って知っていますか?次に記事で大掃除の由来についてご紹介しています。ぜひ、読んでみてくださいね。

大掃除の由来は?日本の文化なの?いつの時代からやるようになったの?

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました