お子様の初節句のための鯉のぼりは、お気に入りを見つけることができましたか。これからお探しの方も、気に入った鯉のぼりが見つかるといいですね。
さて今回は、毎日あげる鯉のぼりについてご紹介いたします。鯉のぼりは毎日あげるものなのか、雨の日はどうするのか、そして洗濯方法など、まだまだわからなことがたくさんありますよね。
それでは鯉のぼりに関する疑問をひとつずつ見ていくことにしましょう。
鯉のぼりは毎日片付けますか?
おひな祭りが終わると、次は端午の節句ですね。この時期に、空を泳ぐ大きな鯉のぼりや、ベランダに飾られた鯉のぼりを見かけると、端午の節句だなと季節を感じませんか。
しかしながら、見ていると楽しい鯉のぼりですが、飾るご家庭の方はいろいろ面倒なことが多いかもしれません。まずは、鯉のぼりを毎日片づけないといけないのかも気になるところです。
ずっと出しっぱなしのご家庭もいらっしゃるでしょうが、できれば鯉のぼりは毎日片づけることをおすすめします。大切な鯉のぼりを劣化させないためにも、毎日片付ける方が良いでしょう。
鯉のぼりは、素材がポリエステル製かナイロン製でできているものがほとんどです。ポリエステル製は丈夫ではありますが、やはり劣化を防ぐには毎日片づけた方が良いでしょう。
ナイロン製は安価ではありますが、ポリエステル製よりは丈夫ではないので、より劣化しやすい素材です。いずれの素材にしても、毎日のことで大変かもしれませんが、片付けることをおすすめします。
鯉のぼりは雨の日はどうする?
さて、鯉のぼりを出す季節は、寒い時期から春になり、気持ちの良い季節といえますね。しかし、毎日がずっと晴天というわけではありません。当然雨の日もあるでしょう。
というわけで、雨の日は鯉のぼりを外に出さないようにした方が良いでしょう。突然降ってきた雨で、鯉のぼりが濡れてしまっても、素材としては丈夫なので問題はありません。
しかし、ナイロン製は色うつりする心配があるので、濡れている状態か長く続くとあまりよくありません。今日は確実に雨が降ると分かっている日や、すでに雨が降っている時などは、その日は鯉のぼりを外に出さない方が良いでしょう。
また、天気の良い日に外に出すようにしてくださいね。
鯉のぼりを片付ける時、洗濯は?
子供の日が終わると、そろそろ鯉のぼりを片付ける時期になりますね。毎日鯉のぼりを取り入れたり、また飾ったりと本当にお疲れさまでした。鯉のぼりも長くて2カ月ぐらいは、外に出ていたことになりますよね。
全体的に鯉のぼりを見て、そんなに汚れていないのであれば、無理に洗う必要はありません。しかし、汚れが気になられるのであれば洗った方が良いでしょう。
また洗濯は、クリーニングに出すのはおすすめできません。鯉のぼりはご家庭で、優しく手洗いされる方が良いでしょう。洗剤は中性洗剤で、大き目のたらい、もしくは浴槽を利用して洗濯されると良いですよ。
洗剤を溶かしたら、30分から1時間ほどつけおき洗いをします。気になるところがあれば、優しく手洗いしましょう。そのあとは水を変えて何度もすすいでくださいね。干し方はしぼったりせずにそのまま干すようにしましょう。保管する時に気をつけないといけないことは、完全に乾かすことです。
鯉のぼりの耐久性は、ナイロン製で3年ほどで、ポリエステル製ならば8年ほどといわれています。できるだけ鯉のぼりを長持ちさせるには、日頃の手入れと、洗濯や保管が大事といえますね。
まとめ
鯉のぼりは出しっぱなしのお家も多いようですが、劣化が気になるようでしたら、毎日片付けた方がいいでしょう。
また、雨の日は外に出すことを控える方がいいですね。素材によっては色写りすることもあります。
端午の節句が過ぎて鯉のぼりをしまう時、汚れが気になるようでしたら洗濯しましょう。洗濯方法はつけ置きして優しく手洗い、すすぎを十分にして 絞ったりせずにそのまま干しましょう。
本来、鯉のぼりというものは、お子様の健やかな成長と立身出世を願って飾るものです。
鯉のぼりは手間なことも多いですが、どうぞ大切に扱ってくださいね。
鯉のぼりはいつまでに買う方が良い?いつ頃からあげていつまであげますか?
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