毎年、冬になるとインフルエンザが流行しますね。なんだか熱が出てきたけれど、ただの風邪なのかインフルエンザなのか、迷ってしまうこともありますよね。そんな時は病院でインフルエンザの検査することができますよ。
まだ検査を受けたことがない方は、どのような検査か知っておくと、きっと役に立つことでしょう。それではインフルエンザの検査方法や検査する時期、痛くない検査方法についてご紹介いたします。
インフルエンザの検査方法は?
インフルエンザか普通の風邪かどうかは、病院で調べてもらうことができます。その検査は「迅速診断法」というものが一般的に行われています。検査で使用するものは、迅速診断キットという検査器具です。
検査方法は、まず鼻やのどからの粘液をとってこのキットを使い、インフルエンザに罹っているかどうかを調べます。このキットはインフルエンザのA型でもB型でも、どちらでも検査することができます。また検査方法の名前の通り、15分以内に結果が迅速にわかるのも嬉しいところです。
インフルエンザの症状の高熱が出ている時に、病院に行くのは本当に大変なことです。病院に着いたら、少しでも早く結果を知りたいものですよね。というわけで、短時間に結果がわかる迅速診断法は、本当に便利な検査方法です。
インフルエンザの検査はいつやれば良い?
インフルエンザの検査方法をお知らせしましたが、検査を受ける時には、気をつけなくてはいけないことがあります。それは、症状が出始めたころすぐに検査をすると、インフルエンザに罹っていても、結果が陰性で出てしまうことがあるということです。
症状が出てあまりに早く検査をすると、まだインフルエンザのウイルスの量が少ないため、正確な検査ができません。せっかく病院まで行ったのに、正しい検査結果が出ないと、インフルエンザの薬も処方してもらえないかもしれません。
インフルエンザの検査でとにかく大事なのは「タイミング」です。それでは、インフルエンザの検査を受けるのに、最も良いタイミングをお知らせしましょう。
そのタイミングは、インフルエンザの症状が出始めてから12時間以降、そして48時間以内が一番良いタイミングです。なぜ48時間以内なのかというと、インフルエンザの薬は48時間以内に服用するのが一番効果的とされているからです。
また、先ほどお伝えした通り、早すぎると正しい検査結果がでません。というわけで、このタイミングでインフルエンザの検査を受けることをおすすめします。このタイミングで検査を受け、できるだけ早く、インフルエンザかどうかを確かめると良いでしょう。
インフルエンザの検査は痛い?痛くない方法は?
さて、迅速診断キットを使っての検査は、どのようなものかも見ていきましょう。まずは、鼻の奥に長い綿棒のようなものを入れて粘液を取ります。この鼻の奥の粘液が、検査するには一番感度が良いと言われています。
しかしながら、この粘液を取ることが、痛さや気持ち悪さを感じる方の多いことも事実です。鼻の奥に入れられることで痛みを感じる方やどうしても鼻からの採取が苦手な方は、喉からの粘液を取ってもらうと良いでしょう。
喉から粘液を取ると、鼻から取るよりは痛みや気持ち悪さがマシなはずです。しかし、先ほどもお伝えした通り、鼻の奥の粘液の方が検査の感度がいいので、より正確な検査結果を出すことができます。
やはり、せっかく検査をするのであれば、インフルエンザに罹っているかどうか、正しい検査結果を出してもらいたいものですよね。というわけで、できることならば、鼻からの粘膜を採取することをおすすめします。
まとめ
インフルエンザの検査方法は「迅速診断法」というものです。迅速診断キットという検査器具を使って検査します。
インフルエンザの検査をやる時期は、インフルエンザの症状が出始めてから12時間以降、48時間以内が一番良いタイミングです。
インフルエンザの検査方法で痛くない方法は鼻からより喉から粘膜をとってもらうことです。しかし、鼻の奥の粘膜の方が感度が良いです。
さて、今回はインフルエンザの検査方法についてお伝えしました。もしもインフルエンザに罹ってしまったら、ベストなタイミングで検査を受けてくださいね。
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