奉加帳とは?奉加帳を回すや奉加帳方式ってどういうこと?

奉加帳という言葉を聞いたことはありますか?主に奉加帳を回すといった言い方で使われますが、初めて聞いたという方もたくさんいるのではないでしょうか。

この言葉にはどういった意味があるのか、そもそも奉加帳とは何なのかについて説明していきたいと思います。また、この奉加帳というものを使う時というのはいつなのかということについても解説していきます。

家族や知り合いの方に「奉加帳を回す」と言われて、意味が分からなかったという方はこの機会に奉加帳について詳しくなりましょう。

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奉加帳とは?

そもそもの奉加帳(ほうがちょう)の意味は、お寺や神社を造ったり修繕をしたりするときに、金品を寄進した人や品物、量などを記載しておくための帳面のことでした。

別名寄進帳とも言います。

奉加というのが、神社やお寺などに金品を寄付すること、またはその寄付した金品という意味があるので、それらをまとめたノート、ということですね。

この風習は平安時代の頃から行われるようになり、初めにどういった趣旨でお金を集めたいかということを記載します。

その内容に対し、納得した人、援助したいと思った人が名前とお金や品物を書き、寄付するという流れになります。

今でいうと募金のような感覚ですね。

近年では、神社などの施設に限らず、一般の行事で寄付があった際に、その人物やその内容を記したものも奉加帳と呼ぶようになっています。

奉加帳を回すとはどういう事?

奉加帳という単語が使われるポピュラーな言い回しが「奉加帳を回す」です。

奉加帳の意味については先ほどの解説の通りなのですが、回すというのはどういうことなのでしょうか。

奉加帳は寄付をした方の名前と内容が書かれた帳面のことでした。

これを回すということは、つまり寄付を募るということです。

何かまとまったお金が必要になったとき、「奉加帳を回してもいいかな」と言われたときは、出資をお願いしますという意味で言っているということですね。

奉加帳方式ってなに?

奉加帳関連のワードとして奉加帳方式という言い回しがあります。

これは、強制ではないけれど、何かの集まりや出資などに付き合いで参加させられるという状況のことを指します。

集まりの中で、みんなが出しているから、みんなが参加するから、私もそうしよう、みたいな場面ってありませんか?

その状況がまさに奉加帳方式というわけです。

奉加帳を使う時はどんな時?

実際に奉加帳を使うときはどういうときなのかということですが、身近なところで行くと、お子さんのクラブ活動での費用集めがあります。

大きな大会に出場するようになった、とか、遠征に行くための費用集めといった場合に保護者から回ってくるという使い方があります。

他にも、会社での飲み会や結婚式のご祝儀などで回ってくることがあります。

場合によっては、同じ会社というだけで、顔も名前も知らない方のご祝儀として奉加帳が回ってくることもあるとか。

特にお祝いの際の奉加帳は断りにくいですよね。

こう言った場合は、金額や頻度、相手との関係性などを総合的に考えて納得できれば、奉加帳に記入すればいいでしょう。

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奉加帳の相場はいくらくらい?

これもその目的によって開きがありますが、数千円程度というのが多いです。

例えば飲み会などでは、役職によっては高額になるというケースもありますが、一般的な奉加帳の一口あたりの金額は少額であることのほうが多いです。

とはいえ、頻度が多かったり、全く関係のないところへの寄付はなかなか気持ちも進まないこともあります。

そういう場合は断ってしまうのも一つの方法です。

奉加帳が回ってきたら、必ず応じなくてはならないという決まりはありません。

あくまでも、自由な意思なのです。

奉加帳、どこまでまわす?

奉加帳は寄付を募るための帳面なので、主にお金が必要な当人が奉加帳をもってお願いするというのは何となくイメージが付くかと思いますが、実はそういう場合だけではないようです。

例えば小学校の6年生の野球の試合のための費用を集めたいとなったとしましょう。

この場合、6年生の子供を持つお母さんたちの中で奉加帳を回すというのはなんだかしっくりきます。

我が子の試合のための費用となると出資については納得できる部分も多いでしょう。

次に、クラブに所属する他学年の親御さんへ回るという場合もありますね。

まさに「奉加帳方式」で出資が集まってくるわけです。

このあたりまでは、何となく想像がつきますが、さらに回っていく場合があります。

他学年の親御さんの職場の同僚とか、親せきくらいになってくると、もはや関係のない人達ですよね。

奉加帳は回っていくもので、「回してください」と回覧板感覚でどんどんかけ離れたところにまで回っていく場合があります。

回すことになってしまった人も、どこまで回せばいいものか、と迷ってしまいますし、回ってきた方も、もはや関係ないところの出資は断りたいところですよね。

まとめ

奉加帳は、元々は神社やお寺への寄付をした人や品物の管理のために使われていた帳面のことです。

奉加帳を回すといった使い方をすることが多いですが、寄付を募るといった意味合いがあります。

一口当たりの金額は少額なことが多いですが、目的や用途によって開きがあります。

どんどんといろんなところに回っていき、奉加帳を回す方のほうも、知らないところでの募金になってしまっているという場合もあります。

あくまでも参加の是非は自由なので、納得のできない奉加帳が回ってきた場合はきちんと断りを入れましょう。

奉加帳の作り方はこちら!結婚のお祝いの時の文例も!

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