魚の棚商店街のある場所は兵庫県明石市。昔学校で習ったことのあるかもしれない、子午線の通る街です。魚の棚から東へずっと行くと天文科学館という大きな天文台があり、日本の時間を教えてくれる時計台にもなっています。時間があったら行ってみるのもいいかもしれませんね。
魚の棚は昔から明石にあり、古くからずっと続く老舗の店なんかもあるらしいです。アーケードの屋根には鯛やタコ、魚の大きな飾りがつけられ、外から見ればそこに魚の棚があると誰もがわかります。
今日はそんな魚の棚について、最寄り駅とアクセス方法、さらに、イベントとおすすめのお店を紹介します。
魚の棚商店街の最寄り駅とアクセス方法
魚の棚商店街の最寄り駅の紹介です。
魚の棚商店街に一番近い駅はJR西日本の「明石駅」となっています。山陽電車も「明石駅」も隣接したホームになっていますので、どちらか利用しやすいほうを選んで検索してみるといいと思います。
次にアクセス方法。
明石駅から魚の棚商店街に行く方法は簡単に言うと南へ10分から遅くとも20分まっすぐ歩くだけです。
南北を見分ける方法も簡単で、明石駅のホームから北を見ると城跡が。南を見ると目の前に大きなビルが見えるのでそちらに向かいます。東寄りのホームからはビルの向こうに海が見えるかもしれませんね。そちらが瀬戸内海、奥に見える島が淡路島です。
とはいえ、それだけでは分かりづらいのでもうちょっと具体的なアクセス方法を。
一番簡単なのは明石駅から降りて南へすぐ、広場が見えるのでそこを左。歩道橋が見えるはずなのでそちらへ。
信号は渡らず道なりに進んで南へ。(※公園の堀や急な坂道が見えてきた人は北へ進んでしまってます。引き返してください。)
そのまま南へ行くと大きな道路(国道2号線)と、その道路をはさんで向こう側に「銀座通り」と書かれた歩道を覆う屋根が見えるはずです。そこに向かってください。
屋根に覆われた道路を進んでいくと右側に魚の棚商店街の入り口があります。
もう一つは、ただただ南へ進んでいく方法。
明石駅から出るとすぐに見える目の前の大きなビルを目指してください。まっすぐ歩けばすぐに着きます。
着いたら正面にあるエスカレーターを上りそのまま建物の中へ。建物の中は吹き抜けの広場(時々イベントやフリーマーケットが行われています)がありますので、そこを抜けて南出口へ向かってください。
南口は歩道橋とつながっているので、そのまま歩道橋を渡ってください。降りた先が魚の棚商店街とつながっています。
ちょっと分かりづらかったでしょうか?
文章だとちょっと入り組んだ道順のように感じるかもしれませんが、実際に行ってみればすぐにわかると思います。とにかく駅から降りたら南へまっすぐ、それが合言葉です。
魚の棚商店街のイベント
お疲れさまでした。無事魚の棚に着けたでしょうか?
魚の棚では名前から想像できる通り、魚をメインとした店が数多くあります。海が近いから魚を取り扱う店が多いのですね。
とりわけ明石は昔からタコ、鯛が有名でそれらを取り扱う店も数多くあり、鮮魚を使った海鮮丼や明石焼、県外では見かけない干しダコ、いかなごの釘煮なんてのも食べることができます。
特に干しダコ、いかなごの釘煮は酒のつまみにする人も多いらしく、県外から来た際、自分のお土産として買って帰る人もいるそうです。
そのせいなのか他に理由があるのか、毎年夏になるとエビス協賛の「魚の棚ビアガーデン」というイベントをやっています。
今年は8月22日と8月29日の二日間開催していたようです。
チケットは10枚綴りで千円。ばら売りだと1枚百円。前売りだとちょっとお得な11枚綴りで千円だそうです。飲み食いはチケットによる販売制です。
他のビアガーデンに行ったことがないのでこの方式が他と違うのかわかりませんが、なんとなく学生の頃の文化祭を思い出してしまいます。
さらにチケットは当日使いきれなくても9月10日まで100円分の金券として使えます。使いきれなかった分はお土産代として回してもいいかもしれませんね。
魚の棚商店街のおすすめのお店
お酒のつまみやビールの話が出てきましたが、魚の棚商店街はそれ以外にもお酒の関わらないお店も多くあります。先ほども言った海鮮丼や明石焼きなんかもそのうちの一つです。
なかでも「明石焼き」は最近県外で知名度を上げてきていて、県外では「玉子焼き」とも呼ばれていますね。「明石焼き」はタコ焼きを出汁で食べるもの、という話がありますが、それは違います。
特に外回りがカラッとしているタコ焼きとは多くが違います。
玉子はしっとりとしていて柔らかく、割れば熱々の生地が中から溢れる……。それを出汁につけていただく、それが「明石焼き」なのです。
そんな「明石焼き」を食べられるのが「あかし多幸(たこう)」というお店。
明石は鯛、タコが有名という話はしましたが、「あかし多幸」でもそれは同じなようで。「鯛茶漬け」「明石焼き」が看板メニューとなっています。
「明石焼き」は先話した通り。「鯛茶漬け」は酒、醤油、みりん、昆布だしに付け込んだ鯛をご飯の上にのせて、玄米茶をかけて食べるというもので なんとも美味しそうな一品ですよ。
お店のおすすめの食べ方は最初はお茶をかけず鯛めしとして、次にお茶をかけて鯛茶漬けとして、という一粒で二度おいしい食べ方をお勧めしています。薬味も数種添えられているのでお好みでどうぞ。
鯛の旬は春と秋。この季節に明石へ寄られる方は「あかし多幸」の鯛茶漬け、ぜひ一度訪れてみてください。「明石焼き」はお持ち帰りも行できるので、お土産にはこちらをどうぞ。
まとめ
明石市の魚の棚商店街の最寄り駅
- JR西日本「明石駅」
明石市の魚の棚商店街のアクセス方法
- 明石駅から南へ徒歩10分~20分
魚の棚商店街のイベント
- 「魚の棚ビアガーデン」8月に2日間開催
魚の棚商店街のおすすめのお店
- 「あかし多幸」・・・鯛茶漬け、明石焼きが人気メニュー
というわけで今回は「魚の棚商店街」についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
魚の棚には今回話した以外にも漬物、精肉、青果など生活に身近な店や、先ほど紹介した「あかし多幸」以外の多くの飲食店、さらには演劇場まであります。
季節にちなんだイベントも毎年いろいろやっているようで、公式ホームページなどで調べてみるのもいいかもしれません。
明石駅近くを訪れた際は一度魚の棚に寄ってみてください。あなたの気に入る何かがあるかもしれませんよ。
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