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梅雨の食べ物はなぜ腐る?食中毒を起こしやすいのは?保存方法は?

これからの季節はだんだんと暑くなってきますよね。冬の間は、そんなに気にしていなかったのに、梅雨の時期になると「食中毒」が心配になってきませんか。梅雨の時期でも、食事は毎日おいしく安全に食べたいものですよね。

それでは今回は、梅雨の時期の食べ物はなぜ腐るのか、食中毒を起こしやすい食べ物や梅雨の時期の食べ物の保存方法についてお伝えいたします。これから暑くなる季節の食事作りに、ぜひ参考になさってくださいね。




梅雨の食べ物はなぜ腐る?

梅雨の時期は雨が多く降るので湿気がかなり高いですよね。そして、夏が近づくにつれて、気温もどんどん高くなっていきます。そして心配になるものと言えば、食中毒ですね。

食中毒というものは、食べ物にどんどん細菌が増えていき、そしてその食べ物が人の体に入り害を及ぼすことです。その細菌が増えるのに必要なものと言えば、適度な温度と水分です。

適度な温度がどれくらいかというと、35度前後と言われています。つまり、梅雨の時期は、この温度と水分が揃った環境なので、細菌が増えやすいというわけです。

調理してから、細菌の大好きな環境だと、時間が経つにつれ細菌の数も増えていきます。毎日のお食事作りはもちろん、お弁当をお子様やご主人に作っていらっしゃるならば気をつけましょう。

梅雨の食べ物で食中毒を起こしやすいのは?

梅雨の時期は、油断していると細菌が増えていきます。細菌には、O-157、カンピロバクター、サルモネラ、黄色ブドウ球菌などがあります。たくさんの細菌がありますが、これらの菌の名前は皆様も聞いたことがあるのではありませんか。

それでは、それらの細菌が増えやすい食べ物を見ていきましょう。どのご家庭でも、毎日よく使うものと言えば卵ですよね。卵を割った状態で時間がたつと、細菌が増えていきます。生卵をかけての卵かけご飯は、とても美味しいものですが、暑くなってくる季節はご注意ください。

また、カレーなどは作ってから室温でそのまま放置しておく方も多いことでしょう。しかしそのまま置いておくと、細菌がどんどん増えるので食中毒を起こしやすいと言われています。加熱しているから大丈夫と思ってしまいがちですが、冷蔵庫で保存するなどして気をつけましょう。

サラダに使う生野菜も、よく洗ってから召し上がってください。このように、梅雨の時期からは特に食中毒が増えますので気をつけてくださいね。




梅雨の食べ物の保存方法は?

食べ物による食中毒を防ぐには、正しい保存が必要です。食品の保存と言えばやはり冷蔵庫ですね。ただし、冷蔵庫に入れればすべて安全とは言えません。

たくさんの食品が入った冷蔵庫は冷えが悪くなり、食品を保存しておくには適しません。冷蔵庫は、容量の7割ぐらいの食品を保存するのが、一番良いと言われています。梅雨の時期が始まる前には、冷蔵庫の中を清潔にして、要らないものは片付けるようにすると良いでしょう。

また、余分な水分は菌を増殖させる原因になります。野菜などは、余分な水分を除いてから冷蔵庫に入れましょう。そして、食品は酸素を遮ることで、新鮮に保つことができます。低酸素の状態にするには、できるだけ真空にするのがポイントです。食品をチャック式の袋に入れる時も、空気を抜くように閉じてください。

このように、梅雨の時期は冷蔵庫を上手に使って保存するようにしましょう。肉などは最初から小分けにして冷凍庫に保存しておくと、より日持ちがしますよ。

また、安いからといって必要以上に買物しないようにするのも大切なことです。そしてできるだけ食品は、新鮮なものを選ぶようにしましょう。

まとめ

梅雨の時期に食べ物がなぜ腐るかというと、細菌が繁殖しやすい温度と湿度の環境が揃ってしまうからなのです。

梅雨の時期に食中毒を起こしやすい食べ物は卵とカレーです。時間とともに細菌が増えていきます。ご注意くださいね。

梅雨の時期の食べ物の保存方法は、やはり冷蔵庫に保存することが一番です。しかし、冷蔵庫に食品を詰め込みすぎていると冷えが悪くなるので、梅雨時期前には冷蔵庫内の掃除をしておきましょう。

あとは、水分が大敵なので余分な水分をとって冷蔵庫に保存するようにしましょう。

今回ご紹介したことに注意すれば、必要以上に食中毒を怖がる心配はありません。梅雨の時期も、美味しく調理して、ご家族の皆様で召し上がってくださいね。

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