梅シロップは、梅の風味豊かなシロップで、梅の季節に作られる人気のある飲み物です。
人気の梅シロップですが、梅シロップを作る最適な時期はいつなのでしょうか?
作る時期によっては梅の状態も違ってきます。完熟梅を使用する場合や青梅を使用する場合の作り方や時期についてもご紹介します。
梅シロップの作り方!最適な時期は?
梅シロップを作る最適な時期は、梅が旬の時期です。一般的に、梅の収穫時期は初夏ですが、地域によって異なる場合もあります。
私が住む九州地方では5月の下旬から梅雨入り前に梅を収穫して梅シロップを作ります。その年の梅の生育具合によっても前後することもありますが、梅雨入り前が梅シロップを作る最適な時期となります。
一般的な梅の収穫時期の目安で 日本の一部地域では、6月から7月にかけて収穫されることが多いです。この時期に収穫された梅は酸味があります。
他の地域や品種によっては、7月から8月にかけて収穫されることもあります。これらの梅は糖度が高く、より甘みがあります。
したがって、梅シロップを作る最適な時期は、地域や品種によって異なる場合があるため、その地域の梅の収穫時期を確認することが重要です。また、梅を手に入れたら、できるだけ早く処理することをおすすめします。
梅シロップは、冷たい水や炭酸水で割って飲むことが一般的です。また、カクテルやデザートなどにも使われることがあります。自家製の梅シロップは、風味豊かで美味しいので、ぜひ試してみてください。ただし、作ったシロップは冷暗所で保存し、カビや異臭が発生していないか定期的に確認しましょう。
梅シロップの基本的な作り方
材料
500gの梅
500gの氷砂糖
作り方
1・梅をよく洗い、水気を切ります。
2・梅の実のヘタを取り除きます。梅の実は半分に切ることもできますが、そのままでも問題ありません。
3・梅と氷砂糖を交互に重ねて、大きなガラス瓶に詰めます。
4・瓶の口にキッチンペーパーやガーゼを敷き、ゴムバンドや瓶の蓋をして密閉します。
5・瓶を冷暗所に置き、約1週間から1ヶ月ほど寝かせます。途中で瓶を振ったり、梅を押し下げることで、風味が均等に染み込みます。
6・時間が経ったら、瓶の中の液体を漉して梅を取り除きます。漉した液体が梅シロップです。
シロップが濁っている場合は、ガーゼなどで濾して澄ませることもできます。
梅シロップの作り方!完熟梅の場合
完熟梅を使用すると、より甘く芳醇な風味の梅シロップができあがります。作り置きしておいて、お好みの飲み物やデザートに利用すると楽しめます。保存する際は、清潔な容器を使用し、カビや異臭の発生を防ぐようにしてください。
梅シロップを作るには、梅が熟していて酸味があり、風味が豊かな状態のものを選ぶことが重要です。
完熟梅を使用して梅シロップを作る場合、以下の手順に従って作業を進めることがおすすめです。
材料
1kgの完熟梅
1kgの氷砂糖
作り方
1・完熟梅をよく洗い、水気を切ります。
2・梅の実のヘタを取り除きます。完熟梅は柔らかく崩れやすいので、丁寧に取り除くようにしてください。
3・梅を大きな容器に移し、氷砂糖と梅を交互に入れていきます。梅と氷砂糖の割合は1:1です。
4・密封します。ガラス瓶やプラスチック容器などが適しています。
5・容器を冷暗所に置き、1週間から2週間ほど寝かせます。この期間中、梅と氷砂糖が結合し、シロップが生成されます。途中で容器を振ったり、梅を押し下げることで、風味が均等に染み込みます。
6・寝かせた後、容器を開けて梅を取り除きます。梅シロップが生成された液体が残ります。
7・液体を漉して澄ませるため、ガーゼやキッチンペーパーなどで濾します。これにより、シロップが澄んできれいな状態になります。
8・澄ませた梅シロップを清潔な瓶に移し、冷蔵庫で保存します。冷暗所でも保存可能ですが、冷蔵庫で保存することで長期間の保存が可能になります。
梅シロップの作り方!青梅の場合
青梅を使用すると、酸味がありさわやかな梅シロップができあがります。作り置きしておいて、冷たい水や炭酸水で割って飲むとさわやかな梅の味わいを楽しむことができます。保存する際は、清潔な容器を使用し、カビや異臭の発生を防ぐようにしてください。
青梅を使用して梅シロップを作る場合は、以下の手順に従って作業を進めることがおすすめです。
材料
1kgの青梅
1kgの氷砂糖
作り方
1・青梅をよく洗い、水気を切ります。
2・青梅の実のヘタを取り除きます。青梅は硬いので、切り口を少し傷つけると風味が染み込みやすくなります。
3・青梅を大きな容器に移し、氷砂糖と交互に重ねるように入れていきます。梅と糖の割合は1:1です。
4・容器を密封します。ガラス瓶やプラスチック容器などが適しています。
5・容器を冷暗所に置き、1週間から2週間ほど寝かせます。この期間中、青梅と糖が結合し、シロップが生成されます。途中で容器を振ったり、青梅を押し下げることで、風味が均等に染み込みます。
6・寝かせた後、容器を開けて青梅を取り除きます。梅シロップが生成された液体が残ります。
7・液体を漉して澄ませるため、ガーゼやキッチンペーパーなどで濾します。これにより、シロップが澄んできれいな状態になります。
8・澄ませた梅シロップを清潔な瓶に移し、冷蔵庫で保存します。冷暗所でも保存可能ですが、冷蔵庫で保存することで長期間の保存が可能になります。
まとめ
梅シロップの作り方
材料・・・梅1キロ、氷砂糖1キロ。梅と氷砂糖の割合は1:1
1・梅を洗ってヘタを取り よく乾かす
2・梅と氷砂糖を交互に容器に詰める
3・2週間ほど寝かせてから梅を取り出す
4・梅シロップが濁っている場合はキッチンペーパーなどで漉す
梅シロップを作る最適な時期は梅の収穫時期です。地域によって違いがありますが梅雨に入る前が最適な時期と言えるでしょう。
梅シロップを完熟梅で作る場合はより甘く芳醇な風味の梅シロップが完成します。
逆に青梅を使った場合は酸味がありさっぱりとした味に仕上がります。
どちらもとっても美味しい梅シロップ!夏の飲み物にピッタリです。
あなたのご家庭でも梅シロップ作りに挑戦してみて下さいね。
氷砂糖が溶けない時の対処法は次の記事が参考になりますよ。
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