毎年お世話になっている方へ、夏にお贈りするものと言えばお中元ですよね。毎年ご主人の上司に、お中元を贈っていらっしゃる方も多いことでしょう。
皆様は、ご主人の上司にお中元をされる時には、どのように贈っていらっしゃいますか。デパートで選んだ品物を、そのままデパートの郵送で送られる方も多いはず。
それでは今回は、上司にお中元を贈る場合、添え状を同封した方が良いのか、添え状の例文と妻が代筆する場合の例文をご紹介いたします。
お中元を上司に贈るときに添え状は同封した方が良い？
毎年、ご主人の上司にお中元を送る時はいつも品物に迷うものですよね。皆様は、品物をどのように選んでいらっしゃいますか。
お中元を贈るシーズンに、ご主人と一緒に、デパートで選んだりされているのではありませんか。デパートなどで選んだら、すぐに配達もしてくれますし便利ですよね。
ところで皆様は、その品物を送る時に、添え状は同封されますか。しかし、添え状がどのようなものかご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
添え状とは、お中元を贈る時に品物に添える書状のことです。また別の呼び方として、送り状とも呼ばれますこの添え状は、親しい相手ならばあまり添えることはありません。
ただし、会社の上司などに贈る場合であれば、添え状を同封した方がより丁寧になります。というわけで、丁寧にするならば、添え状はお中元に同封した方が良いでしょう。
お中元とは、お世話になっている方にお礼や感謝の気持ちを表すものです。そして、添え状は、そのお礼や感謝の気持ちを文章にしたものになります。それでは次に、添え状の書き方を見ていきましょう。
お中元を上司に贈るときの添え状の例文は？
お中元を選んで送ることは、手間ではありますが、そんなに難しいことではありません。ただし、添え状を書くとなったら、どのように書いたら良いものか考えてしまいますよね。
それでは、添え状の例文をご紹介いたしましょう。
拝啓
だんだんと暑い日が多くなってまいりました。
○○様におかれましては、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
平素は大変お世話になり心から感謝申し上げます。
本日は、日頃のお礼のしるしとしまして、お中元を送らせていただきました。
どうぞご笑納ください。
今後ともご指導いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
これから夏本番となり、ますます暑い日が続くと思われます。
どうぞご自愛なさってください。
敬具
平成〇年〇月〇日スポンサーリンク
このように、日頃の感謝の気持ちとお中元を送ったというお知らせを文章にしてみましょう。
お中元を上司に送るときの添え状を妻が代筆する場合の例文は？
さて、お中元の添え状を書く場合、ご主人の代筆で奥様が書くご家庭もたくさんあることでしょう。この場合のポイントは差出人のところに、ご主人の名前を書いて、その横に小さく（内）または（代）と書くことです。
これらを書き足すことによって、妻が代筆をしたことを先方にお知らせすることができます。
それでは妻が代筆する場合の例文をご紹介しましょう。
拝啓
毎日暑さが厳しいですが、○○様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
平素は主人が大変お世話になり、ありがとうございます。
本日は、日頃のお世話になっている感謝の気持ちとしまして、お中元を送らせていただきました。
どうぞ、ご家族の皆様でお召し上がりください。
暑さが厳しいおり、お体をご自愛なさってください。
敬具
平成〇年〇月〇日
妻が代理で添え状を書く場合はこのように、書くと良いでしょう。しかしながら、お中元の代筆をご主人に頼まれたら、なんだか緊張してしまうかもしれませんね。
あまり難しく考えすぎないようにして、ご自分の言葉で、丁寧に手書きで書いてみるといいですよ。
まとめ
お中元を上司に贈る場合は添え状があるとより丁寧さが表れて良いでしょう。
お中元を上司に贈る場合の添え状には、日ごろの感謝の気持ちとお中元を贈ったというお知らせの内容にすると良いですね。
お中元の添え状を妻が代筆する場合は、差出人の旦那様の名前の横に小さく（内）または（代）と書きましょう。
毎年のお中元、品物を選ぶのも大変でしょうが、上司の方に感謝の気持ちが伝わるといいですね。最近では簡素化に伴い、お中元の風習が少なくなりつつあります。
しかしながら、贈る方も贈られた方も気持ちの良いやり取りができれば良いのではないでしょうか。
今年もお中元の季節がやってきます。
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